ひといちばい敏感な子?(HSC)③ 幼稚園に相談 年少入園を決断☆
続きです。
「ひといちばい敏感な子」「HSC」という特性に、
娘が当てはまることに気がつきました。
小児科の先生からのアドバイスでは、年少入園ではなくてもいいのではないかということでしたが、
あと1年も家でも外でも、娘が私にべったりなのは耐えられそうにないので、
悩んで悩んで…
入園が決まっている幼稚園に相談に行こうと思いました。
願書提出や面接日は過ぎていても、まだ受け付けているようなので、幼稚園の見学なども随時受けているようでした。
ご相談の約束を取り付けるのもご迷惑かなと思い、
お忙しくない時間帯に幼稚園の受付に顔を出してみました。
すぐに園長先生が出てきてくださり、
笑顔で玄関まで案内してくれ、かがんでゆっくりと話を聞いてくれました。
「プレ保育に4月から通い、面接を受け入園も決まっている状態だが、
娘の今の状態を見て、年中からの入園にしようか悩んでいます」 と話しました。
すると「少し見学していきませんか?」と言ってくださり、突然の相談にも関わらず、
園の中に入れてくれました。
「うるさくない場所から入りましょう」と、娘の聴覚過敏を気にしてくれ、
静かな部屋からスタートして、元気に遊んでる子ども達がよく見える(子ども達の大きめの声もよく聞こえる)廊下へ移動しました。
娘は穏やかで優しい園長先生にかなり安心したのか、
「外(園庭)であそびたい」と言い出しました。
普段はこういう場所で自分から行きたいなんていうこともなかったので驚きました!
突然行けるなんて全く思ってもいなかったのですが、
「いいですよ」と快く受けてくださり、園庭へ案内してくれました。
他の子どもたちが遊んでいる中、急遽訪れた私たちを園庭に入れてくれたことにも驚きました。
娘は私が側にいると、うんていを少し昇ったり、年上のお兄さんお姉さんに優しく声をかけてもらい、とても楽しそうにしていました!
大きな声を出して遊んでいる子が側にいても、いつものように怯えていませんでした!
少し遊ばせてもらって戻り、
園長先生に借りた上履きを自分で返したり、受け答えができたり、べったりでなく、
何の問題もなく終了してしてしまいました!
最後に、2日後に入園予定の子を対象としたクリスマス会があったのですが、
「ぜひご参加ください。お待ちしていますね!」と言ってくれました。
入園金の支払い締切日も迫っていましたが、
「大きい音が苦手など入園には何の問題もありませんが、入園して、苦手な場面があればその都度無理なく過ごせるようにしていきます」
「クリスマス会の後にでも、またゆっくりお考えになってくださいね」
と言っていただき、帰ってきました。
私はもう「この幼稚園に年少からお願いしたい!」と強く思いました!
もし園長先生が「すぐ慣れますよ~」とか無責任に「大丈夫ですよ」と言い、
入園を簡単に勧めてくる人だったら、入園を迷っていたかもしれません。
話をじっくり聞いてくださり、
もちろん受け入れるけど、無理はさせない方針、
入園についてもゆっくり考えてください という園長先生だったので、
とても安心できました☆
娘に苦手なことが多くあっても、この園長先生がいる幼稚園なら、
ゆっくりとでも成長してくれるのではないかと思いました。
夜、主人にも園長先生のことや娘の様子を話し、
私と同じく「この幼稚園なら大丈夫そう!」と思ったようでした!
それまではかなり悩んでいたので、兆しが見えてきたようでうれしかったことを覚えています。
年少入園予定として、まずは2日後のクリスマス会に参加しようということになりました。
続きます。