乳がん手術後 家族で病理検査結果を聞きに行く 今後の治療方針
乳がん手術後2週間後に外来の予約が入っていて、診察と病理検査の結果が聞けることになっていました。
この大病院で治療することになってから、主人は1度も主治医に会っておらず、入院時も4歳娘が病室に入れないという決まりがあるので、入院の付き添いや術後の見舞いなども来ていませんでした。
退院時に、今まで主人が主治医に会っていないことを知っている看護師さんから、「病理検査の結果をお聞きになる時はご主人は来られますか?」と聞いてくれました。
「娘さんも診察室に入れるのでご主人が来られるのであれば、ご家族みんなで先生のお話をゆっくり聞けますよ」と教えてくれました。
外来予約が夕方からだったので、主人は半休を取ってくれ、娘を幼稚園にお迎えに行った後に病院へ向かいました。
結果的には手術前の検査結果と大きな変わりはなく、ルミナルAタイプで、がんの大きさは14㎜、リンパに転移はありませんでした。
何かよくない結果を聞かされるのではと心配もあったので、とても安心しました。
術前の説明通り、この後に放射線治療を開始して、ホルモン薬を5~10年飲むということでした。
私のタイプは抗がん剤があまり効かないらしいので、抗がん剤治療はありません。
そして初めて聞いたのですが、ホルモンの薬を飲むほかに、半年に1回のホルモンの注射を2年やった方がいいということでした。
副作用はほとんどないそうですが、痛いらしいです…。
センチネル検査の注射のような感じかなあと想像していますが、どうでしょう…。
そしてこの注射が、高額療養費制度を使わないといけなくなるほど、とんでもなく高い値段でした…。(衝撃を受けていろいろお金の心配をしたりして、金額がうる覚えなので、またちゃんと先生に確認してからブログに書きます)
私のルミナルAタイプは女性ホルモンを抑えなければいけないのですが、私は30代半ばで若いので、ホルモン注射も必要になるとのことでした。
先生は「日々医学が進歩しているので、まだ世に情報は出ていないけれど、何年かの間にもっといい薬ができて、もしかしたら飲む薬も10年も飲まなくても済むこともあるかもしれないし、効果的な治療法もできてくるかもしれません」と言っていました。
「再発した時にがんのタイプが変わることはありますか?」と聞いたら、「可能性は考えられます。放射線治療やホルモン治療をしても、それでも生き残った強い細胞ということなので、違うタイプという可能性があります」とのことでした。
「インフルエンザ予防の注射はしてもいいですか?」と聞いたら、「何の問題もありません!」とのことでした。
私は右側の手術だったのでまだ麻痺もあり、「ワクチンを打ってもらう時は左の方がいいかもしれませんね」とのことでした。
ほかに主人も質問をしたりして、先生はその都度たまに笑いも入れながら、丁寧に答えてくれました。
傷口の様子を診てもらい、順調なようで、傷口に貼ってあったテープも剥がしてもらいました。
そして「もう何をしてもいいですよ!」と言われました。
重いものも少しずつ持ったり、子乗せ自転車もそろそろ乗ってみようと思います。
主人は主治医に初めて会いましたが、私がおもしろくいい先生だと話していたので、ほんとその通りで安心したようでした。
いい意味でノリが軽く(笑)、変わっているところあって、すぐ雑談してまうところがあるけど、質問にはしっかり答えてくれるということがよくわかったようでした。
30分ほど話が聞けたので、娘は飽きてしまいましたが、恒例の病院後の広場とアイスでご機嫌でした。
この後は放射線治療に入っていくので、そのことも書いていきたいと思います。