りんブログ

からだとこころを整えたい*きっかけは、乳がん

乳がん手術 術後8日目 リンパ液を抜きに行く

私が行なった乳がん手術の後は、ドレーン(リンパ液を身体の外に出すための管)をつけず、そのまま翌日に退院でした。

 

退院前に看護師さんに「もしタプタプしてきたら病院に連絡してくださいね」と言われていたのですが、タプタプの感覚があまりよくわかっていませんでした。

この時は、リンパ液が胸に溜まることがあるということも理解していませんでした。

 

 

退院後3日後くらいから、寝転がる時や身体を少し動かした時に、右脇のあたりからちゃぷちゃぷと音がすることに気がつきました。

「このことか!」と看護師さんが説明してくれた意味がようやくわかりました。

 

退院後の次の外来予定日は2週間後だったのでそこまでこのままにしておくのは良くなさそうだなと思いました。

 

 

気づいたのが土曜日で病院は休みなので、月曜日になってから病院に電話をしてみました。

「今日の午後病院に来られますか?」と言われたのですが、娘のお迎えもあるし、親も予定があり娘を頼むこともできず、往復1時間の車の運転も自分ではできそうにありませんでした。

 

そしてただ1日に3~4回ちゃぷちゃぷと音がするだけで、傷口など何も異変もなく、痛みなどの感覚も全くないことを電話で話しました。

電話口の病院の方が主治医と連絡を取ってくれ、

「緊急性はなさそうなのですが、外来予定日前に一度診察した方がよいそうです。主治医の先生が木曜日にいるので木曜に来られますか?」とのことで、木曜に行くことにしました。

それが術後8日目でした。

それまでに運転ができるように、近場でリハビリのように運転し、8日目にはばっちり運転ができるようになりました。

 

 

病院に行って先生に診てもらうと、先生が胸を触った感覚で(自分ではわかりませんでした)、「リンパ液が溜まっているので、注射器で抜きましょう」と言われました。

仰向けになり、針を刺す時に「ちょっとチクッとしますよ」と言われたのですが、麻痺しているので全く痛くありませんでした。

 

注射器の先の管には、透明より少し黄色がかったような色のリンパ液が容器に入っていくのが見えました。

最後少し絞り出すように胸を押さえられた時は少し痛かったですが、あとは何の感覚もありませんでした。

 

結果120㏄抜いたそうです。

 

私の場合は、リンパに転移がなく、センチネル検査をしたのみなので、あまりここまでリンパ液が溜まることはないそうですが、手術部位がほぼ脇のあたりなので、溜まりやすくなっているのかもということでした。

あとは術後の傷口も何も問題がなく、そのまま帰りました。

 

帰って寝転んでみる時も、あのちゃぷちゃぷした音が聞こえませんでした!

そんなに溜まっていたのだなぁと思い、抜いてもらえてすっきりした気分になりました。