りんブログ

からだとこころを整えたい*きっかけは、乳がん

乳がん手術(2泊3日) 退院日 退院後の注意点と感じたこと

あまり寝られそうにないかなと思っていましたが、意外に眠れました。
やたらトイレに行きたい夢で6時前に起きました。
点滴をしてるからか、普段より尿意が強いのでしょうか…?

血圧体温を測ってもらい、問題はないようでした。
術後の痛みは感じず、今日も痛み止めのロキソニンは飲まなくて平気そうでした。



7時半朝食 きんぴらごぼうしらす、味付けのり、白米、みそ汁でした。完食でした!
8時半頃ようやく点滴がはずれました。
ガラガラと点滴を押さずに歩けるのは、やっぱり快適でした。

退院準備をしました。
入院時に着てきた大きめのTシャツも普通に着ることができました。
念のため前開きのシャツも持ってきていたのですが、私の場合は必要ありませんでした。



看護師さんから、退院後の生活についての資料をもらい、説明がありました。

・傷に貼ってあるテープは、自然に剥がれるまで貼ったままにしておく。
・胸のチューブがない場合、ちゃぷちゃぷリンパ液が溜まってきたら病院に連絡し、注射器で水を抜く。その際の痛みはほとんどない。
・胸のチューブがない場合は今日からシャワーOK。チューブがある人は抜いた翌日からOK。
 湯舟につかるのは外来で許可が出てからOK。傷につかなければ下半身などは湯舟につかってもよい。
自宅で熱が出たり、傷が赤く腫れてきたときはすぐに病院に連絡する

重いものは持たないように気をつける。
家事や仕事は、無理のない範囲で始める。
自転車や運転は、傷の痛みや腕の動きに合わせて、無理せずに乗る。
・スポーツは、術後の回復の程度や体調を見ながら少しずつ開始する。

食事は、好きなものを食べてよいが偏りがないように気をつける
・アルコールはたしなむ程度とする。
・リハビリは、カーテンの開け閉めや洗濯物干し、ラジオ体操などがおすすめ
 脇のリンパ節を取った人は6カ月以上、センチネルリンパ生検(脇のリンパ節を1~2個取って検査する方法)をした人は3~4カ月がリハビリの目安。

・ホルモン療法中の妊娠は、乳がんの増殖を助ける女性ホルモンの量を増やしてしまう。
 抗がん剤は、胎児に影響を及ぼす可能性がある

 妊娠、出産を希望される方は主治医に相談する

手術後の定期検診は、補助療法(ホルモン療法、放射線療法、抗がん剤)がない人は、年1回のマンモグラフィーを撮影することがすすめられている
 乳がんになった人は、反対側の乳房も乳がんになりやすいと言われ、乳房温存手術を行った乳房も、数パーセントの再発の可能性がある
 補助療法がある人は、病状によって検査の方法が異なるため、主治医の指示を受ける



以上の説明を受けた後は、入院・手術費の支払い(自動精算機)に行きました。
事前に、高額療養費の認定証を看護師さんに提出していました。
金額などについては後日詳しく書きたいと思います。



10時半頃、主人と娘がお迎えに来てくれました。
幼稚園は午前保育の日だったため、退院時間とかぶるため欠席にさせました。

意外にも入院中、主人とすんなり眠ることができ、何の問題もなかった娘。
お迎えの時は、短期間会ってないだけでもよそよそしいというか、遠慮して甘えてくることがありませんでした。
手術後だから抱っこができないと聞かされているせいもあるかもしれません。
手術をした側を気にして、「いたい?」と何度も聞いてくれました。
「これもってあげる!」など、頼もしくいろいろと動いてくれて、成長を感じました!


荷物を運んでもらい車に乗せてから、病院の側の走り回れる広場に寄って行きました。
病院に娘を連れてくる時は毎回ここで遊ぶことを楽しみにしています。
そして自動販売機のアイスを食べることがお決まりです。

娘と主人が一緒に走り回り、おいしそうにアイスを食べている様子をベンチで見ていたのですが…、
たった3日の入院でも、病院の外に出られて、家族と一緒にいられることって本当にありがたいことなんだなと改めて思いました。
何カ月も、何年も、入院されている方も多いと思いますが、本当に何気ない普通の日常を送れるというありがたさを感じました。
家族のためにも健康でいなきゃと思いますし、家族の健康も自分のできる範囲で守らなくてはと強く思いました。