乳がん手術(乳房温存手術)2泊3日の費用 ※「高額療養費制度」利用
乳がんが発覚してから、手術や入院費用がどのくらいかかるのかとても心配でした。
本などをたくさん読んで、「高額療養費制度」というものがあることを初めて知りました!
私の年齢で言うと、普段保険証を使って病院を受診する時は、自己負担は3割です。
でも手術などの治療や入院が必要になって、医療費がとても高額になってしまう場合、その3割だとしても、それを窓口で負担するのはなかなか大変だと思います…。
そんな時に「高額療養費」という名称で、患者の自己負担を軽くするしくみがつくられています。
年齢と所得によって、1カ月あたりの額が決まります。
69歳以下の場合、所得が5つの区分に分けられていて、1カ月の負担の上限額が変わります。
この制度によると、我が家は8万数千円が自己負担の限度額です。
主人は会社員なので、「高額療養費」の手続きは主人が会社でしてくれました。
けっこう簡単にできたそうです。
しばらくすると「限度額適用認定証」が自宅に届きました。
健康保険証のようにカードではなく、ペラペラの紙1枚なのでなくしてしまいそうです。
私は持っていた100均の透明クリアケースに挟み、ケースごと持ち歩きました。
退院の時に看護師さんに支払い方法を聞いたときに、この「限度額認定証」を渡しました。
何か手続きをしてくれたようで認定証を返してもらい、いつも通り病院の自動支払機に行くと、認定証を使用した額が表示されていました。
乳がん手術(乳房温存手術)2泊3日の場合の費用は、
¥118,131(3日分個室代¥30,600含)
でした。
(※あくまで私の場合です)
我が家の自己負担限度額は8万数千円なので、個室ではなく、大部屋を選べば8万円代で済んだことになります。
個室利用は差額ベッド代となり、健康保険対象外なので全額自己負担になります。
私は承知の上で個室を選びました。
私は県民共済に加入しているのですが、入院、手術により、共済金を申請できました。
そして個室代以外は、この共済金で賄うことができました!
がん保険や、いろいろとしっかりした保険をかけている方は、入院や手術の際にもっと受け取ることができる金額が増えるかもしれません。
保険の制度など難しく、調べたり手続きなどなかなか億劫になってしますのですが、
知っているのと知らないとでは大きな差が出ます!
県民共済の共済金の申請などについては、また次回に書こうと思います。
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