入院２日目 乳がん手術日③ 手術後の夜

麻酔から目が覚めた時は、手術室から病室へベットで運ばれる時でした。

手術前付き添ってくれていた病棟の看護師さんが、手術室まで迎えに来てくれていたようです。

家族の付き添いをお願いしなかったので、知っている病棟看護師さんのお顔を見たらとても安心しました。

「今は１６時くらいですよ。手術時間は２時間くらいでした。」と教えくれました。

事前に聞いていた手術時間は２時間２０分だったので、少し早く済んだのかなぁと思いました。

ふわふわしている感じでしたが、また眠くて寝てしまうことはなく、看護師さんと普通に会話ができる状態でした。

手術で一番不安だった、術後の吐き気やめまいなどは一切感じませんでした。

これがかなりありがたかったです。

１９時頃までは酸素マスクをつけたままでベットから起きてはいけないのですが、
１７時半頃には完全に目覚めて、体調も良く、携帯もいじれるようになり主人や友達にメールができました。

右腕が動かしにくいですが、術後の痛みも全く感じませんでした。

１９時頃看護師さんが来て、呼吸の状態などを見て酸素マスクをはずしてくれました。

点滴は明日の朝までつけっぱなしのようです。

そして見守られながら、ベット上で起き上がり、体調が悪くならないか確認されました。

起き上がった時に体調が悪くなってしまう方もいるみたいですが、私は変わらず大丈夫でした。

手術着のままなので、少し手伝ってもらいながら病衣に着替えます。

私が元気そうなので、「夕食食べられそうですか？夕食温めてお持ちしますね」と運んできてくれました。

昨日の夜から食べていないので空腹感を感じました。

しかし、今日の夕飯メニューのメインが酢豚で(笑)、「酢豚は重いですよね…すみません…」と看護師さんも謝っていました。

酢豚は入っている野菜は食べて肉は残しましたが、ほうれん草のナムル、白米、ぶどうは完食しました！

意外に術後が元気で、ご飯もおいしく食べられてよかったです。

病室に来てくれた乳腺外科の先生達も、「お子さんいるし明日帰りたいよね？？帰りましょうか！」と退院の許可が出ました！

痛み止めのロキソニンを３日分用意されていましたが、私は１回も使うことはありませんでした。

夕食後も何回か血圧などのチェックはありましたが、あとはゆっくりできました。

生理中だったので何回かトイレに行きましたが、点滴をしながらなので時間がかかりますね。

この点でも個室にして本当によかったです。

麻酔から覚めて意識がやたらはっきりしているので、「術後眠れない人もいますか？？」と看護師さんに聞くと「やはりいらっしゃいますね」と言っていました。

睡眠剤は手術日には使えないので、「眠れないのはつらいですが、目を閉じているだけでも休養になりますよ」と言っていました。

長い夜になりそうだなぁと思っていましたが、本を読んでいたら意外と眠れそうな雰囲気になってきて、このタイミングを逃さないように急いで電気を消して目をつぶったら、しっかり眠れました！(笑)

私は普段あまり寝返りをうったりしないタイプだからか、術後眠りにくいとか、何度も目が覚めるということはなかったと思います。

事前に、術後の夜が動けなくて一番つらかったというネットの書き込みを見ていたのですが、私は気になりませんでした。