入院２日目 乳がん手術日② 手術

看護師さんと一緒に手術室の前まで行きます。
すると手術室の中から２人の看護師さんが出てきて、「担当します〇〇です。よろしくお願いします」と丁寧にご挨拶をしてくれました。
そしてシャワーキャップを渡され、自分で被り髪の毛を中に入れます。
病室から付き添ってくれている看護師さんが、「しっかりと（髪の毛）入っています！」と笑顔で話しかけてくれ、手術室の看護師さん達も笑顔で頷いてくれ、少し場が和みました。
ここで付き添いの看護師さんとお別れし、歩いて手術室の中に入ります。

大きい病院なので、手術室の扉の中にもたくさんの部屋と手術台があり、「すごいなぁ…」と冷静に見まわしていました。

そして手術台の前に行くと、名前の確認や部位の確認、以前撮った顔写真と病気の情報が大きなモニターに映し出されていて、しっかりと間違いがないか確認があり、台の上に仰向けになります。
手術台の近くで待っていた麻酔科の女の先生も挨拶してくれ、心電図？のコードは別の男の先生がつけてくれたのですが、手術着がはだけないように配慮してくれながら丁寧につけてくれたことが印象的でした。

この時点で緊張ＭＡＸで脇汗がすごく、「汗かいちゃってすみません…」と言ったら、看護師さんが「拭くのでどんどんかいちゃってくださいね！」「緊張するよね…」「ここまで来てくれてありがとうね」と言ってくれ、とてもありがたかったです。

毛布のような重めの布団をかけられ、その下で上半身の手術着を脱がせてくれました。
手術なので誰に見られてもしょうがないと思うのですが、麻酔がかかる前の意識があるうちは、恥ずかしくないように配慮されていて、すばらしいなと思いました。

そして麻酔が入ってくる呼吸器マスクのようなものをつけられます。
「今から麻酔が入ります」
「３回くらい深呼吸をしてください」
と言われ、２回目終わった頃には「意外とまだ効かないなぁ」と思っていました。少し眠くなってくるとかそういった前兆みたいなものも全く感じることはありませんでした。
そしたら、もう意識はありませんでした！