胸のしこりに気づく
娘が1歳4か月頃授乳を終わりにし、1年半ほど経った頃には
右胸の脇の近くにしこりのようなものがありました。
妊娠中から脇に小さめのしこりがありました。
産婦人科で妊婦検診の際診てもらうと、副乳のようだから問題はないとのことでした。
(※副乳ー通常の乳頭以外の乳頭が脇の下から足の付け根のラインに出来る。日本人女性の約5~8%といわれ、決して珍しくはないようです。男性でも2%いるそうです。)
痛みなどもなく、気にしていなかったので正確に覚えていないのですが、
これも右側の脇だったように思います。
産まれてからは入院中に母乳が全く出ず、退院後は産院内にある母乳外来に行くことを勧められました。
3~4回母乳外来に通い、少しずつ母乳が出るようになりましたが
関係があるのかないのか、右胸の母乳が出づらく、助産師さんも苦戦していました。
左胸からはごくごく飲めるようになっても、右胸は飲みにくいのか娘が嫌がって飲まないことが続きました。
自分でも右胸を意識してマッサージをしたり、いろんな角度で飲ませたりと努力し、
右胸からも飲んでくれるまでになりました。
そんなことがあったので、胸のしこりに気がついても、妊娠中や産後の延長のようなものだと勝手に思い、何も心配はしていませんでした。
そんな中、テレビで小林麻央さんが乳がんを患い闘病、亡くなってしまうニュースを見ました。
年齢もほぼ同じ、幼い子どもがいることもあり、とてもショックを受けました。
乳がん検診に一度も行ったことがないので、すぐにでも行かなくてはと思いました。
でもこの頃はまだ娘は未就園児で、毎日24時間一緒です。
娘は人見知りが激しく、どこかに預けたり、遠い実家に預けてまで検診に行こうとはならず、数か月が経ってしまいました。
ようやく年末、夫の休みに合わせ、初めての乳がん検診に行きました。