乳がん手術 術後の傷のサイズ 退院後すぐの体調
退院日は手術が終わった解放感もあり、気持ちもすごく元気で、身体もそこまで何も感じませんでした。
でも右腕は着替えるくらいはできるものの、あまり動かすことはできませんでした。
シャワーはもうOKだったので、そこで初めて傷を見てみました。(胸に傷がつくということをあまり気にしていなかったため、術後全然確認していませんでした…)
手術部位は、私の場合は右胸のほぼ脇の方で、がんの大きさは14㎜くらいです。
右胸の真ん中の上のあたりから、脇の下の真ん中の下の方まで、10㎝ちょっと、横一直線に傷がありました。
縫い合わせて閉じてある状態で、上からは小さな防水テープが7枚くらい貼られている状態でした。
このテープは、自然に剥がれるまでそのままにしておいてよいそうです。
そっとシャワーをかけてみましたが、何の痛みもありませんでした。
もう泡立てた石鹸であれば傷も洗ってよいと言われましたが、なんとなく怖くてささっと流して終わりにしてしまいました。
術後はずっと、右の脇のあたりから上腕が麻痺している状態です。
つられている感じもあります。
私は右が利き手なので不便でした。
退院4日くらいは疲れやすく、何もなければ横になっていました。
食欲は変わらずあったのでもりもり食べて、夜も娘と一緒に20時くらいに寝られるようにしていました。
右腕が使えないと仰向けになるにも、左手で布団を支えながらゆっくりになるし、もちろん右を向いて寝ることはできず、起き上がりも時間がかかりました。
隣で寝ている娘はすぐ布団を剥ぐので、いつも気づいたらかけ直すのですが、手の届く範囲に寝ていないと、右が使えないので左手で一度時間をかけて起き上がってから、左手でかけるという動作をしなくてはならず、とても面倒に感じました。
でも日に日に腕も回復しているのがわかり、リハビリとして、少しずつ腕を上げるようにしたり、右手を使うようにしてみました。
調子に乗って使いすぎると、筋肉痛のような感覚があり、少し抑えたりと調整していました。