りんブログ

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幼稚園の選び方 特色と園長先生?

来年度、幼稚園に入園するお子さんをお持ちの方は、もうすぐ願書配布や受付が始まる頃ですね。

私には年少の子どもがいますが、去年は幼稚園に関する情報を集めていました。

 

去年は未就園児が通うことができるプレ保育を行なっている幼稚園に1か所だけ、1年間、月に2~3回通い、その幼稚園に決めました。

他の幼稚園のプレ保育や、説明会、見学会には行かず、即決しました。

 

自宅の周辺には、徒歩、自転車で通える範囲にある幼稚園が3か所、車やバス通園できる範囲にある幼稚園が5か所以上あり、とても恵まれていました。

入園した幼稚園は、中でも一番近い場所にあります。

気に入った幼稚園が近くにあり、本当にラッキーでした。

 

ご近所の友達にいろいろ幼稚園の特色を聞いていたなかで、今の幼稚園に決めたのですが、幼稚園によって本当にいろいろな特色がありますね。

 

①わんぱくな園児が多く、人数も多いマンモス幼稚園。

先生方もサバサバ系。

保護者もギャルママから個性的な方まで幅広いタイプの人がいる。

天井にある掲示物も画びょうでとめてあるだけで、そのうち画びょうが落ちてきそう。

子ども同士で解決できなそうな喧嘩も仲裁や手助けをしない。自分で解決する力をつけることができるが、おとなしいタイプの子などうまく解決できないことがあるそう。

園庭に高さのある遊具があっても先生方があまり見ていない。

預かり保育の時間が長く、働いているお母さんはこちらの園に預けることが多い。

お弁当の日がなく楽。

 

②昔ながらのこじんまりした少人数アットホームな幼稚園。

定員が決まっているので、願書を出しても落ちてしまう人が多い。昔から人気がある。

知り合いの園児や兄弟がいると必ず入園できるため、知っている顔が多く、保護者の仲も良い。

保護者も地元の方が多く、保護者がこの幼稚園の出身の方が多い。

先生方が優しい。

園児は元気のいい子もおとなしめな子もいる。

園庭が狭く、運動会などは近隣の小学校を借りる。園の中も比較的狭い。

入園料、保育料、制服代が安め。

 

③少人数だが園庭や園舎が広くきれいな園。

他の幼稚園と比べて、落ち着いている子が多く、やんちゃタイプの子は物足りないと感じて他の幼稚園を選ぶ。

保護者も落ち着いている方が多く、派閥などがない。

先生方が優しい。過保護という人もいる。

園庭で遊ぶ時も、担任のほかに補助の先生も見てくれるため、目が行き届く。

園舎もきれいなため、衛生的に安心。

通常バスがないため(保護者が産後や病気などの時はバスを出してくれる)、遠い人は通うことが難しい。

必ず園にお迎えなので、毎日ママ友と会話をしなければならず、それが苦手な人は他の幼稚園のバス通園にする。

他の園に比べて、園独自の休みの日や半日保育の日が多い。

園で作る栄養がある給食が食べられる。(近隣の幼稚園は仕出し弁当が多い)

入園料、保育料、制服代が高め。

 

 

娘が入園した幼稚園は③です。

何より娘は人見知り、場所見知りがひどかったので、おとなしめで先生方も優しい園にしたいということが一番の優先ポイントだったので、③にしました。

プレに通ってみて、先生方が本当に優しく、言葉使いも丁寧で、緊張でなかなか慣れなくても活動に無理強いせずに、笑顔で見守ってくれ、娘も徐々に安心したようでした。

何より園長先生があたたかい方で、「無理せず、少しずつ慣れていけばいいですね」というようなスタンスだったので、先生方もそのようにされているのだと思います。

給食についてはそこまで深く考えてはなかったのですが、園で栄養士さん、調理師さんが作ってくれる給食がおいしく、家では食べない料理や具材も幼稚園で食べられるようになり、とても助かります。

 

幼稚園のことは全くわからなかったのですが、私は以前保育園で働いていたので、お友達からどうやって園を選んだらいいのか相談されることも多くありました。

 

やっぱり、行ってみて見てみての雰囲気で合うか合わないかで決めるのが一番だと思いますが、しいて言うのであれば、園長先生の雰囲気を見たら何かがわかるかなぁと答えています。

園長先生の保護者の対してのあいさつの仕方や話し方、考え方、子どもへの接し方を見る機会があれば、見てみてほしいと思います。

私は保護者に対して高圧的な園長先生は嫌だなと思いました。子ども相手の経験が多いことでベテラン感を出して、子育てに口出しをしたり、保護者の気持ちを考えずに自覚無しに傷つけるような口調で話したり…。

働いている保育園や実習先の保育園にもそういう人がいたのです。

 

そういう人が採用するのがその下で働いている先生方ですので、嫌な園長先生がいるところは、変わった先生や感じの悪い先生が多く(ハキハキしていていて仕事はできるが思いやりが見られず子どもには優しくない、後輩指導がやたら厳しいなど)、しっかり志を持っていて優しい性格の先生は病み、退職して他の園にうつったり、そのまま保育の仕事はしなくなっていました。

 

園長先生がすてきだと思う園は、採用された先生方もその園長先生のことを尊敬していて多くを学ぼうとしているし、先生方の雰囲気も良く笑顔も多いので、結果的に子どもたちにとっても良い雰囲気になると思います。

 

私は学生の頃、福祉系も学んでいたので多くの老人、障がい者施設もまわったのですが、それも同じでした。

施設長がいい方なら、職員もいいし雰囲気もよい、施設長が良くない感じの方なら、職員もきつい人が多いし雰囲気が悪く、利用者さんもどんよりしていました。

 

幼稚園選びに迷っている方がいたら、こんな視点でも見てみたら、少し何か感じることがあるかもしれません。

特色や雰囲気が気に入って、楽しく通える幼稚園が見つかるといいですね!

 

※うちは娘の性格や特性により、3年保育にするか2年保育にするかで非常に悩みました。

そのことも今後書いてみたいと思います。