リュープリン注射2回目から1カ月後 乳腺外科診察日と体調 ②ホルモン療法中のお酒は?☆帰りの車中で号泣したわけ
↓続きです。
診察の時に、再発の話になり、私が気にしていると、
「再発っていっても、あなたの場合はもしあるとしても、忘れた頃…10年後とかかもしれないよ」
とのことでした。
すぐ再発する場合は、乳がんの症状が比較的重度の方らしいです。(例外ももちろんあるとは思いますが…)
そして、
「あなたの場合は、タモキシフェンを飲むのも
5年くらいでいいかもしれないな」
と言われました。
私は乳がん患者としては、30代半ばとして若い方なので、
女性ホルモンも活発な時期で、ホルモン療法は長くやった方が良いと、
10年は飲まなくてはいけないんじゃないかなぁと思っていました。
私の場合は、リンパに転移していなかったので、5年くらいでいいかもとのことですが、
リンパ転移がみられると、ホルモン療法が長くなる可能性が高いとのことでした。
最後に、
「ちなみにお酒飲んでもいいですか…??」
と恐る恐る(笑)聞いてみたら、
「全然大丈夫だよ!もちろん常識の範囲でだけど(笑)」
「いろいろと制限しなくて大丈夫だよ!! 」
とのことでした。
術後からホルモン療法開始してから5カ月くらいは、
微妙に体調も良くなく(いい日もあれば良くない日もあるという感じ)、
お酒を飲みたいとも思わなかったのですが、
先月くらいから体調が良くなってくると、お酒が飲みたくなり、
缶酎ハイ350ml缶の半分から1本くらいをチビチビ飲んでいました(笑)
ようやく先生に、お酒を飲んでも大丈夫か聞くことができ、安心しました☆
そして、診察の帰り車の中で、
「次にここに来るのは5カ月後かぁ…」と思ったら、
急に乳がんが発覚した時のことを思い出してしまいました。
胸のしこりの検査結果を聞きに行った時は、99%、良性のしこりだと思っていました。
ほんとにまさか自分が…!でした。
乳がんについて何もわからなかったので、
3歳の娘を遊ばせている横で、
「余命」「生存率」というワードを一生懸命ネットで調べていました…💦
夫の前では1回泣き、夫と娘が寝た後にも1人で泣き…。
治療、手術、副作用…
小さな子どもがいて、自分にはうまくできるのか、この先どうなってしまうのか…
わからないことだらけで、とにかく不安でいっぱいでした。
その時のことは一生忘れないと思います…。
あれから10カ月経ち、
さまざまな検査をし、入院・手術をして、放射線治療、ホルモン療法と進みました。
そして今、「大病院からクリニックへと戻っていい」との許可が出て、
治療一つ一つを乗り越えて、
次のステージへ進むことができたというか、
私、がんばったんだなぁ…と思えたら、
車を運転しながら号泣していました…💦
治療が始まってからは覚悟もできていたし、やるしかないと思っていたので、
不安ながらも気を張っていたし、
友達の前では普段と変わらず、明るくしていたし、
普通に生活していたけれど、
やはり大きな病気をして、
自分なりに気づかないようにしていても、
本当は辛かったんだな…と思えたら、よけいに泣けました…。
それでも、これから最低5年は治療は続き、今も副作用はありますが、
辛い思いをした、治療一つ一つをがんばった自分のことを認めてあげることができ、ほっとした気持ちでいます。
もっと大変な思いをしていらっしゃる方も見ているので、
いつもそれと比べて自分なんかまだ恵まれている方なんだ…と思いこませていたところもあります…。
でもステージなどはどうであれ、がんはがん…。
いつも自分に厳しいところがあり、自分のことはなかなか認めてあげられないのですが、
自分でここまでがんばったことをほめてあげたいなぁと思います☆
そして助けてくれた家族やお友達にも、改めて感謝しました…!