乳がん 放射線治療開始前のCT検査とマーキング
スケジュール決めも終わり、次は<CT検査>です。
まずは着替えます。
上半身は下着も脱ぎ裸になります。
アルファベットの「U」型になっているタオルを肩にかけるようにします。
治療中必要のない時はすぐ胸を隠せるよう(医師や技師さんがすぐ胸にかけてくれる)配慮がされているようです。
その上に検査着を着ます。
着替えた後に顔写真を撮りました。
入院前も撮りましたが、患者間違えなどに配慮されています。
検査着を脱いで、U字のタオルを肩にかけ胸は隠したまま、検査台に仰向けになります。
頭の上部に手すりがあり、バンザイをして手すりにつかまります。
身体を検査台の中心にするため、何度も微調整をします。
技師さんが動かしてくれたり、「少し動かしてください」と指示があるのでその通りにします。
右の手術だったので、右手がまだ完全に上がらないのですが、少し違和感がありながらも頑張ってバンザイをしていたら、やはり右腕をかばって身体が曲がってしまうようでした。
そこで右腕の下にマットを敷いてもらうと、だいぶ楽にバンザイができました。
右腕が痛いわけではなく、つっぱっている感じなので、頑張って上げていましたが、どこまで頑張るべきなのか、どの体勢が自分にとって無理なのかがよくわかりませんでした。
技師さんにつっぱっている感じを正直に言ってよかったみたいです。
このバンザイの状態でCTを撮り、その後は<マーキング>です。
ここでU字のタオルを上にあげられて、バンザイのまま胸を出した状態になります…。
このまま胸にシールを貼ったり、マーカーで線を慎重に描いていました。
そしてその部位を写真に撮ります。
広い検査室の中、技師さんは若めの男の人で、他に看護師さんなどもいず1人だったので、やはりけっこうな恥ずかしさがありました…
乳腺外科の先生にはもちろん見せていますがほぼ脇なので全部は脱がないし、今までの超音波やMRIなど胸を全部出す時は女の技師さんでしたし、手術の時男の先生もいましたがすぐ麻酔で記憶がないですし(笑)。
技師さんは仕事なので何とも思っていないですが、きちんと「失礼します」と言ってタオルを上げてくれたり、必要ない部分はすぐ隠してくれたりと、配慮をしてくれてありがたかったです。
異性だとよりやりづらいだろうなぁとか冷静に考えてしまいました…(笑)
医療関係者の方々って本当に大変なお仕事だなと日々思います!
マーキングが終わり、終了です。
こすったりしなければ、シャワーも入浴もして大丈夫だそうです。
次回からいよいよ放射線治療が開始します。